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鉄腕アトムって何時できるのかしら?
(株)HIRO ICT 研究所が考える空間知能化システムは、空間(住宅)をロボット化するという考え方です。
 ロボットとかロボティクスの分野には二つの考え方があります。
 一つは、いかにしてロボットをヒューマノイドに近づけるかというものと、もう一つは、空間の方をいかに賢くしていくのかというものです。
人間は人間そっくりなロボットがほしいのでしょうか。今のところ、人間を超えるようなロボットは作れないと言われています。どんなに頑張っても、鉄腕アトムみたいなロボットは作れない。
 だったら空間を賢くしてやることによって、あまり賢くないけど役に立つロボットが空間の中に入ることはできるし、 何よりも人間が空間の中に入ることができる。
 そうするとこれまで考えられなかったサービスであるとか、空間のあり方を提供できるのではないかというものです。
 そうにゃん?
(株)HIRO ICT 研究所のページにようこそ。

What's New!(2018/5/25)

タブレット版遠隔介護支援システム「トークA愛」を開発(2018/5/25)

Googleの自然言語処理に関する最新技術である「Dialogflow V2」(2018/4/17公開)を使用した タブレット版遠隔介護支援システム「トークA愛」を開発を導入しました。

「トークA愛」は、被介護者を支援するというより、被介護者を介護する介護者を支援して、その負荷を軽減します。

「トークA愛」が、被介護者を支援する場合は、被介護者が病気にならず元気になることを支援します。

被介護者が元気になるのは、家にじっとしていないで、一にも二にも外に出て運動(主に歩行)をすることです。

住宅内を快適にし過ぎることは、家にじっとしている時間を増やし、不健康になります。

タブレットを使用した「トークA愛」は、家を出て公園や繁華街などを楽しく徘徊する時間を充実させます。歩くことが何よりも健康の元になるからです。

「空間知能化」構築のために、ロボット(PaPeRo-i)を導入(2016/8/7)

「空間知能化」構築のために、ロボット(PaPeRo-i)を導入しました。

ロボット(PaPeRo-i)は、NECプラットフォーム社の製品です。


ロボット(PaPeRo-i)

(株)HIRO ICT 研究所のページを更新(2015/9/18)

「空間知能化サーバ」のページ(ログインが必要)を更新し、センサー定義ファイルの編集・作成ユーティリテイ機能を追加しました。

スマホ/タブレット上で動くお話AIちゃんにSNS電話機能を追加しました(2015/8/28)

タブレット上で動くお話AIちゃんにSNS電話機能を追加しました。 勿論、「空間知能化サーバ」のページ(ログインが必要)にアクセスすると、通常のSNSシステムとして使用できますが、 お話AIちゃんにSNS電話機能は、音声によりSNSに投稿できるのが特徴です。

例えば、娘さんが自分のスマホ(Android)にお話AIちゃんをインストールし、音声によりSNSに投稿すると、 即座に遠隔にいる娘さんの親のタブレット(Android)上のお話AIちゃんにSNSテキストが送信され、 娘さんの親に音声で話かけることができます。

娘さんの親が、これに音声で反応すると、その音声はテキストに変換されSNSの投稿のコメントとして、 娘さんが自分のスマホ上のお話AIちゃんやPCなどのWebブラウザに表示されます。

例えば、このSNS電話機能を使用して、以下のような会話を行うことができます。

  • 娘さんの投稿:「お母さん、元気?、今日はデーサービスの日だから忘れないでね。12時にデーサービスのバスが来るので、それまでにトイレを済ませておいてね。」
  • 娘さんの親のコメント:「おお、そうだったね。分かったよ。ありがとうよ。」
SNS電話機能は、娘さんの親のコメントの中に「分かったよ」と言う肯定応答を検出します。 娘さんの親が12時少し前までにトイレに行かないことを、人感センサーで検知すると、 SNS電話機能は、娘さんの代わりに「お母さん、トイレに行くのを忘れないでね。」と優しく忠告します。

SNS電話機能は、メールと電話の中間にある機能です。東京で忙しく働く娘さんにとって、 遠隔地に住むお母さんに電話をかけるのではなく、 メールのようにWebブラウザからSNSに投稿するだけで、お母さんと音声によるコミュニケーションが可能になります。

SNS電話機能は、宅配便のようにその到着時間を「リアルタイム」「日時指定」「毎週」と言う三種類の指定ができます。

  • 「リアルタイム」は、電話のように投稿するとすぐにお母さんに話かけます。
  • 「日時指定」は、指定された日時にお母さんに話かけます。
  • 「毎週」は、毎週の指定された時間にお母さんに話かけます。

(株)HIRO ICT 研究所のページを更新(2015/7/12)

「空間知能化サーバ」のページ(ログインが必要)を更新し、センサーデータのCSVファイルのダウンロード機能などを追加しました。

(株)HIRO ICT 研究所のページを更新(2015/6/21)

お話AIちゃん技術の導入に伴い、製品紹介のページを更新しました。

(株)HIRO ICT 研究所のページを拡充(2014/12/5)

製品紹介のページを拡充しました。

(株)HIRO ICT 研究所のページの作成を開始(2014/7/24)

(株)HIRO ICT 研究所のページの作成を開始しました。

(株)HIRO ICT 研究所が考える遠隔介護支援システム

チャット電話機能で高齢者を支援する

チャット電話機能とは、電話に似た機能です。

チャット電話は、以下の「問いかけ型」「呼びかけ型」「電話型」の三種類のコミュケーションをサポートします。

  1. 問いかけ型チャット電話機能: 被介護者→システム(介護者の代行)
    • 音声による被介護者の質問や要求に答えます(下図① )。
  2. 呼びかけ型チャット電話機能: システム(介護者の代行)→被介護者
    • 音声によるアドバイスで、被介護者を見守り、認知症や病気を予防します(下図②)。
  3. 電話型チャット電話機能: 介護者⇔被介護者
    • 介護と被介護者の間のリアルタイムなチャット電話機能をサポートします(下図③)。


「トークA愛」のチャット電話機能

チャット電話機能の仕組み

チャット電話機能は、クラウド上にチャット電話交換機(WebSocketサーバ)を持ちます。

通常の電話交換機(SIPサーバ)と異なり、負荷の高い音声データの交換処理は行わず、会話デキストの交換処理のみを行いますので、負荷が軽いという特徴があります。

音声データと会話テキストの変換処理は、端末であるタブレット(トークA愛)で行われます。


チャット電話機能の仕組み

遠隔介護支援システムの課題

安価で手軽であること

高齢者支援の現場で使用する機器は、安価で手軽であることが重要です。

(株)HIRO ICT 研究所では、ロボットなどに較べれば遥かに安価なタブレット(Android)を使用して、 高齢者を支援する「トークA愛」と言うソフトウェアを開発しました。

音声対話機能の必要性

高齢者支援の現場には、音声による対話機能が有効です。

(株)HIRO ICT 研究所では、Googleの自然言語処理エンジンである「Dialogflow」を使用して「トークA愛」に対話機能を実装しました。

「トークA愛」の対話機能は、「Amazon Echo」や「Google Home」のような「AIスピーカ」と似ていますが、タブレットの機能を生かして、 音声による会話だけでなく、「動画、写真、音楽」の演奏も音声で指示することができます。

下の画面は、「トークA愛」から音声で「エーデルワイズ」を指定して演奏している例です。


「トークA愛」から「エーデルワイズ」を指定


「トークA愛」が「エーデルワイズ」を演奏する

ロボットの有効利用

ロボットは、高価なモータを使うため、一般家庭で使うにはまだ無理があります。

しかし、介護施設内では、タブレットだけを使うより、ロボットを併用して使うと効果的です。

「トークA愛」は、WiFi無線経由でロボットを制御することも可能です。

「遠隔介護支援システム」の課題を解決する(株)HIRO ICT 研究所の技術

(株)HIRO ICT 研究所では、以下のようなICT技術を使用して、 独居高齢者の自立支援システムの課題などを解決した「遠隔介護支援システム」を提供しています。

クラウドの有効利用

Amazon社の「AWS API Gateway」、「AWS Lambda」、「AWS DynamoDB」などを使用しています。

音声対話機能の実装

Google社の自然言語処理エンジンである「Dialogflow」を使用しています。

ロボットの有効利用

NECプラットフォーム社製のロボット「Papero i」が使用できます。


「トークA愛」のチャット電話機能

(株)HIRO ICT 研究所のプロフィール

概要

  • SI(Space Intelligence)、IoT(Internet of Things)、Roboticsを家業とする会社
  • コンピュータネットワークを介して機械やセンサを接続しデータの収集や制御を行う
  • 2012年12月12日 株式会社HIRO ICT研究所設立
  • 製造業、医療・福祉分野へシステムを提供
  • 取締役 7名(三菱電機OB、パナソニックOB、高専、大学の元教授で構成、Dr.3名)のシニア技術者集団
  • NPO法人SI研究会(神奈川県藤沢市)に参加しているメンバも多く、樋口も同会理事でビジネス応用部会長
NEC「得選街」


(株)HIRO ICT 研究所(KBIC内)